BJPクローラー
2026年6月18日 20:36
タイ政府観光庁(TAT)は、今年の欧州・アメリカ・中東・アフリカなどの長距離市場からの訪タイ客数の見通しを1000万人に引き下げた。中東情勢の悪化による航空便の混乱が主因である。
ジラワディー・クンサップTAT副総裁によると、当初は1100万人を見込んでいたものの、過去3カ月の運航混乱を受けて予測を修正した。2025年の長距離市場は前年比10%増の1080万人で、6850億バーツ(3兆4000億円相当)を生み出している。
6月7日時点の長距離客はおよそ500万人で、前年同期比1.6%減。中東地域からの訪問客が32%減と大幅に落ち込んでいるが、欧州およびアメリカは堅調で、全体では大きな減少に至っていない。
ジラワディー副総裁は、長距離市場は依然として底堅く、航空会社との連携強化による直行便の拡充が需要を支えていると説明。単一のハブに依存しない路線戦略により、カザフスタン(8.3%増)、ウズベキスタン(28%増)、ポーランド(16.8%増)など新興市場の伸びが顕著だという。
中東市場については、航空会社や旅行代理店との協議で回復の兆しがみられ、来冬にはクラビーやプーケットへの便の再開が予定されている。TATは「タイは東南アジアで最も選ばれる旅行先であり、需要は引き続き強い」としている。
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