BJPクローラー
2026年7月14日 12:45
タイの首都バンコクで12日深夜、大型飲食店を襲った火災は、週明けまでに27人の死者と70人超の負傷者を出す惨事となった。在留邦人が多く住むバンコクの日本人エリアで発生した2009年のナイトクラブ「サンティカ」火災(死者67人)以来、17年ぶりの規模となる夜間営業施設の大量死事故だ。
捜査当局は、ふさがれた非常口と電気系統の不具合に焦点を絞り、業務上過失の立件を視野に調べを進めている。火災が発生したのは12日午後11時50分ごろ。現場はバンコク北部チャトチャック区チョームポン地区、ラートプラオ通りの五差路近くにある大型パブレストラン「ローンビア・ナ・ラートプラオ」だった。
生存した演奏者の証言によると、最初の異変はステージ裏の配電設備から立ち上る煙だった。直後に店内の電源が落ち、爆発音が響いた。バンコク都当局の調べでは、火は天井を伝って正面入り口方向へ急速に燃え広がり、客は暗闇の中、店奥の非常口へ殺到した。
しかし、逃げ場は機能しなかった。方向を見失った多くの客が窓のないトイレに誤って駆け込み、そこで力尽きた。犠牲者の大半はトイレ内と非常口の直前で発見されている。倒れた人々が通路をふさぎ、後続の避難をさらに困難にしたとみられる。
捜査で浮かび上がったのは、避難経路の深刻な管理不備だ。警察の現場検証では、2カ所の非常経路のうち一方は厨房脇にビールケースが積まれ、もう一方は菓子販売用のテーブルでふさがれていた。消火に当たった消防士は「出口として使われるはずの扉が2本のかんぬきで施錠されていた」と証言する。
アヌティン首相(内相兼務)は発生から約2時間後の13日未明に現場入りし、「死者の多くは煙を吸い込んだことによるものだ」と述べた。国家警察のキットラット長官は、経営者からの事情聴取を急ぐ方針を示したが、経営者自身も負傷し集中治療室で治療を受けているという。
本記事はAIによって自動要約されたものです。情報の正確性には万全を期していますが、万が一誤りや不適切な表現がございましたら、お手数ですが お問い合わせフォーム よりご連絡ください。