ベルギー連邦議会下院は5月29日、財政健全化を目的とした一連の政策法を採択し、6月1日に施行されました。
- 賃金・年金・社会給付の物価連動制限: 2026年6月1日~2028年1月1日まで、インフレ率に応じて賃金を引き上げる「インデクセーション(物価連動制)」を一時的に制限します。給与や年金、社会給付の引き上げ率は2%を上限とし、月額4,000ユーロまでの給与に適用後、超過分は給与全体に適用されます。年金受給者も月額2,000ユーロを超える部分に一時的な制限が課されます。
- 物品税の変更: 住宅の電化促進のため、電力に対する物品税は2026年に1MWh当たり50.33ユーロから46ユーロに引き下げられ、2029年には38ユーロまで段階的に下がります。一方、ガス物品税は2026年に1MWh当たり9.22ユーロから10.31ユーロに引き上げられ、2029年までに13.60ユーロまで段階的に上がります。これらの変更は2026年8月1日から施行されます。
今回の措置は、2029年までに構造的な財政赤字を92億ユーロ縮小するための多年度予算案の一部であり、2025年2月の組閣時から連邦政府が財政再建を優先課題として掲げていました。
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