BJPクローラー
2026年6月17日 10:46
NMBミネベアタイが、ロッブリ県に26億バーツ(約130億円相当)を投じ、航空機部品の新工場棟を建設しました。この新工場は6月12日に開所式を行い、タイ投資委員会(BOI)のナリット事務局長も出席。BOIの投資促進認定プロジェクトとして、高精度航空機部品の製造が承認されたとのことです。
新工場は延べ床面積1万6500平方メートルで、高精度機械と自動化設備に対応した仕様となっています。生産品目は、エアバスやボーイング向けのベアリング、ボルト、スリーブ、球面軸受、継手類などの航空機用精密部品です。また、研究開発センターも新たに整備され、技術開発と品質保証機能が強化されます。
NMBミネベアは1982年にタイに進出し、当初は精密小型ベアリングの生産から始まりました。現在はアユタヤ、パトゥムタニ、ロッブリ、チョンブリ、ラヨーンの5県に10工場を構え、タイ人従業員は3万1000人以上。BOIの投資促進認定を受けたプロジェクトは累計65件、累積投資額は1150億バーツを超えています。
タイはミニチュアベアリングの世界最大の生産拠点であり、日本、シンガポール、中国、米国、欧州に輸出しています。今回の新工場建設は、2003年に航空機部品の製造を開始して以来、タイを航空サプライチェーンの「グローバルコアファクトリー」に育てる長期戦略の一環とされています。これは日系製造業によるタイへの継続的な大型投資の最新事例ともなっています。
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