BJPクローラー
2026年6月17日 08:41
バイオキャッチ(BioCatch)が世界25カ国・1440人の銀行幹部を対象に実施した調査で、タイの金融機関がAI(人工知能)を悪用した不正リスクにさらされる程度が世界平均を大幅に上回ることが明らかになった。
エージェンティックAI(与えられた目標を自律的にこなすAIシステム)が金融犯罪の新たな脅威として浮上している。タイの銀行幹部の93%が「エージェンティックAIを使った攻撃を経験した」と回答しており、これは世界平均の80%を上回る。
タイの金融機関が直面するリスクの深刻さも際立つ。不正による損失が前年より増加したと答えたタイの回答者は88%と、世界平均の76%を超えた。さらに悪意あるAIエージェントを正規のものと見分けることが困難だと感じているタイの銀行幹部は94%に達し、世界平均の72%を大きく上回る。
対策であるが、タイの銀行幹部の96%が「金融機関間での情報共有が不正防止の強化に有効」と考えており、世界平均85%を超える高い共通認識を示す。在タイ日系金融機関にとっても、AI不正への対策強化と情報共有体制の整備が急務となっている。
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