BJPクローラー
2026年6月19日 12:51
タイ政府が6月15日に開始した消費刺激策「タイ・チュアイ・タイ・プラス」の対象にフードデリバリーが加わり、利用が急速に拡大している。6月17日時点での累計利用額は2億7200万バーツに達した。
同制度はタイ政府が物価高騰対策として打ち出した補助金事業で、利用額の60%を政府が負担し、消費者が残り40%を支払う仕組みだ。フードデリバリーの対象はShopeeFood、LINE MAN、GrabFood、Robinhoodの主要4社で、専用アプリ「パオタン」を通じて9月末まで利用できる。
配車・配達大手ラインマン・ウォンナイによると、制度が始まった6月15日だけで30万人を超える消費者が特典を利用。注文内容は単品料理や麺類、コーヒー・紅茶類が中心で、入手しやすい定番メニューに人気が集中している。前回実施された類似制度と比べ1注文あたりの平均額は5%増加。補助額の引き上げが消費者の支出意欲を後押ししたようだ。
競合のグラブフードでも初日の注文上位はオーダーメード料理、喫茶店、麺類店だった。人気メニューはソムタム、海南鶏飯、ラープムー、焼き豚首肉、タイミルクティーの順となっている。地域別ではバンコク、チェンマイ、チョンブリ、コンケン、ナコンラチャシマの利用が多く、ピーク時間帯は昼食時の午前10時から正午までだった。
各社は加盟店獲得を競い手数料率を引き下げており、グラブは9%、ラインマンは10~15%まで落としている。
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