BJPクローラー
2026年6月19日 13:36
動画共有アプリ大手TikTokが、東南アジア市場で短編ドラマとゲーム機能の統合を進めている。利用者の関心を奪い合う「アテンションエコノミー」のなかで滞在時間を伸ばし、コンテンツ提供企業や広告主に新たな収益化の手段を提供する狙いだ。
短編ドラマ、いわゆる「ミニドラマ」は近年急成長する携帯端末向け娯楽分野の一つとなっている。市場調査会社センサータワーによると、2025年の世界ダウンロード数は22億6000万件に達し、その大半が東南アジアで占められたという。また、ボストン・コンサルティング・グループは、世界のゲーム市場が2030年までに3500億ドル規模に拡大すると予測している。
タイは東南アジアでも有数のソーシャルメディア大国だ。タイのアクティブな利用者数は5660万人にのぼり、人口の約79.1%に相当するとの調査結果もある。ライブコマースを含めタイ国内ではTikTokを通じた販売が活発化しており、企業のマーケティング戦略における重要性は増す一方だ。
日本企業にとっても、タイの若年層を中心とした消費者接点としてTikTokの存在感は無視できない。短編ドラマやゲームと連動した広告手法は、認知度向上だけでなく購買行動への直接的な働きかけとしても注目されている。プラットフォームの機能拡張は、今後の現地マーケティング戦略を検討するうえでも優先順位を高めたい。
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