BJPクローラー
2026年7月2日 20:00
ジェトロによると、米国シリコンバレーのインキュベーターであるジブランドイ財団は、人工知能(AI)データセンター向け電力インフラの構築を目的とした「データセンター・パワー連合(Data Center Power Coalition)」の発足を発表した。日立製作所を含む12のエネルギーパートナーで構成され、発電・蓄電・送電とコンピューティングを一体的に設計する「電力共同開発(Power Co-Development)」を推進する。
背景には、AIの急速な普及に伴う電力需要の増加がある。米エネルギー省(DOE)傘下のローレンス・バークレー国立研究所は、米国のデータセンターの電力消費量が2030年に649テラワット時(TWh)に達し、米国全体の電力消費の11.8%を占める可能性があると予測している。
同連合は、太陽光発電や蓄電池などの分散電源を含む電源インフラをデータセンター設計段階から統合することで、電力確保までのリードタイムを数年から数カ月へ短縮することを目指している。
日立のデータセンター事業部門責任者でチーフビジネスオフィサー(CBO)のKJ・ジョシ氏は「データセンターの電力問題は単独企業では解決が難しい。エネルギーエコシステム全体の連携により、AIが求めるスピードと規模で信頼性の高いクリーン電力の供給を目指す」と語った。
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