BJPクローラー
2026年7月5日 17:55
タイ警察は7月4日、財務省主計局を装って偽のアプリをインストールさせ、被害者の銀行口座からおよそ240万バーツ(1200万円相当)を不正送金した詐欺グループの「口座名義貸し」の女(36)を逮捕したと発表した。
事件は2024年初め、被害者が主計局を名乗るSMSを受信したことで発生。「期限内に手続きしないと給付金や各種支援を受けられなくなる」としてリンクをクリックさせられ、偽アプリがインストールされた。正規の政府機関からの通知だと誤認し、端末を遠隔操作して金融情報を盗み取る不正アプリ(リモートアクセス型マルウェア)の詐欺に遭った。
銀行口座からは複数回にわたって他人名義口座に送金され、総額242万バーツに達した。被害届を受けた警察は捜査班を結成し、一連の捜査で容疑者の所在を特定。南部に潜伏していた容疑者がバンコクに移動中との情報を得て、新南バスターミナル(サーイタイマイ)で待ち伏せして取り押さえた。
女は取り調べで、「2023年ごろカンボジア・ポイペトのオンライン賭博で働くために口座を開設したが、賃金を受け取れずに危険を感じて帰国した。自分の口座が犯罪に使われている可能性がある」と供述。事件への関与を否定している。
バンコク在住の日本人には、不審なメールやSMSに注意し、正規の政府機関からの通知であるかどうか確認することが重要である。
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