BJPクローラー
2026年7月26日 20:30
バンコクの高架鉄道BTS車内で騒いでいたイタリア人学生グループが、注意したタイ人女性に暴言と侮辱的なジェスチャーを浴びせた問題は、7月25日夜、学生らが女性に直接謝罪し、警察が罰金処分を科すことで正式に決着した。
騒動が始まったのは7月23日。SNS上のアカウント名「Sugus(スーガス)」として知られるタイ人女性が、BTS車内で撮影した動画を投稿したことがきっかけだった。動画には、大声で騒ぐ外国人の若者グループに対し、女性が静かにするよう丁寧に求める様子が映っている。しかし若者らは応じるどころか、笑いながら女性をあざけり、中指を立てるなどの挑発的な態度を取った。
在タイ・イタリア大使館も3か国語による声明を発表し、イタリア人未成年観光客グループの不適切な行為に深い遺憾の意を表し、強く非難した。教育旅行を主催した事業者も別途、謝罪声明を出している。
タイ警察も動いた。王立タイ警察のトライロン・ピウパン副監察長は同25日、「タイ王国内で起きた事件である以上、タイ人であれ外国人であれ、タイで罪を犯した者はタイの法律に従って処罰される」と明言。侮辱罪などでの告訴が可能であり、要件を満たせばビザ取り消しの検討もあり得るとの見解を示した。
女性は投稿の中で、侮辱罪の罰金上限は1万バーツであるものの、警察が早期解決のために1000バーツを提案したと説明。「彼らにとって厳しい罰ではないかもしれない」としつつ、「捜査員の裁量と助言を尊重する」と記した。その上で、謝罪に誠意と反省が感じられたこと、非を認めて謝った人にはもう一度チャンスを与えるべきだと考えていることを、和解に応じた理由に挙げた。
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