BJPクローラー
2026年7月1日 00:10
「日刊タイニュース」によると、タイの公務員採用試験で驚くべき替え玉受験事件が発生しました。
2026年6月28日、タイ内務省防災・災害軽減局が実施した職員採用試験で、受験票には「28歳」と記載されていたにもかかわらず、会場での生体認証により実際の年齢が「57歳」であることが判明し、現行犯逮捕されました。顔の特徴も生体情報も申請書類と大きく異なっていたため、試験監督者がすぐに異常に気づいたとのことです。
タイでは近年、公務員試験における組織的なカンニングや代理受験が深刻な問題となっており、6月25日には地方行政省の試験で組織的カンニングが発覚し、全任命が停止される異例の措置が取られたばかりです。今回の事件は、その問題とは別に起きたもので、29歳も若い人物になりすまして受験しようとしたという、前代未聞のケースです。当局は、試験結果で高得点を取ることを目的とした代理受験ビジネスの存在を強く疑っています。
このニュースはタイのSNSでたちまち拡散し、「28歳と57歳は違いすぎる」「もう少し似た年齢を選べばよかったのに」といった呆れや笑いを交えたコメントが多数寄せられました。一方で、「なぜここまでして不正受験しようとするのか、タイの公務員採用制度に問題があるのではないか」といった、制度そのものを問う声も上がっています。
防災省は今後、全ての採用試験で生体認証システムの義務化を進める方針です。57歳の替え玉受験者には、詐欺罪などの容疑での起訴が見込まれており、「年齢はごまかせても、指紋はごまかせない」という現代社会の現実を象徴する事件となりました。
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