BJPクローラー
2026年7月18日 13:35
ジェトロによると、ブラジル政府の国家エネルギー政策評議会(CNPE)は7月14日、国内で販売されるガソリン(タイプC)に混合する無水エタノールの比率を現行の30%から32%(E32)に引き上げることを承認した。8月1日から適用し、期間は180日間。1回限り180日間の延長が可能で、恒久化な引き上げにはCNPEによる新たな決議が必要となる。
中東情勢の緊迫化に伴う国際原油価格の上昇を受け、ガソリン輸入への依存低減を図ることが今回の決定の背景にある。ブラジルで消費されるガソリンの約15%を輸入品が占めている。鉱山エネルギー相は今回の措置によりガソリン輸入量は年間9億リットル減少する見通しで、小売価格は1リットル当たり0.03レアル(約1円)低下する可能性があると説明した。
サトウキビ・バイオエネルギー産業協会(UNICA)は、ブラジル国内で生産される再生可能燃料の利用拡大を通じてエネルギー安全保障を強化し、ガソリン輸入への依存低減につながるとして、今回の決定を歓迎した。一方、全国自動車製造業者協会(Anfavea)は今回の決定の根拠となった技術試験は十分ではないとして、E32の義務化に反対する見解を示した。
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