BJPクローラー
2026年6月30日 14:15
タイ工業連盟(FTI)自動車部会の発表によると、5月の自動車生産台数は前年同月比17.94%減の11万4214台となりました。中東情勢の悪化により輸出向け生産が大きく落ち込んだことが主な要因です。
一方、国内向け生産は前年同月比12.78%増の5万8520台と好調で、FTIは「国内向けが初めて輸出向けを上回った」と報告しています。特に1トンピックアップトラックの国内向け生産が同47.30%増と大幅に伸びました。
国内の新車販売台数は、電気自動車(EV)の販売が牽引し、前年同月比10.60%増の5万7765台となりました。バッテリー式EV(BEV)は同61.19%増、ハイブリッド車(HEV)は同28.82%増、プラグインハイブリッド(PHEV)は同123.82%増と、EV関連が軒並み好調です。乗用車とSUVが全体の70.82%を占め、消費者のEVへの関心の高さが伺えます。
しかし、輸出向け生産は前年同月比36.20%減と大きく落ち込み、特に中東向けが同66.14%減、オーストラリア・オセアニア向けも同37.18%減となりました。FTI副会長は、中東情勢の緊迫化による需要の急減を懸念し、回復には時間がかかるとの見方を示しています。
完成車の輸出台数も前年同月比26.69%減となっており、国内経済の低成長や購買力の弱さ、部品メーカーの値上げ要請などが、今後の自動車市場の下押し圧力となる可能性も指摘されています。
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