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「ママー」の生みの親ピパット氏死去

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BJPクローラー

2026年7月14日 20:50

# バンコク# グルメ

「ママー」の生みの親ピパット・パニアンウェート氏が死去した。87歳だった。ピパット氏は1970年代、タイにおける即席麺産業の黎明期からこの事業を切り開いた先駆者だ。「ママー」ブランドは発売以来、手頃な価格と親しみやすい味でタイ人の生活に深く浸透している。

同氏の経営哲学は、徹底した品質管理と庶民目線の価格設定にあった。経済危機や洪水災害、コロナ禍といった激動のたびに、ママーは「困った時の食料」として国民に寄り添い、タイの物価動向を測る非公式な指標として「ママー指数」という言葉が生まれるほど、社会に根を下ろした。

タイの即席麺市場は年間200億バーツ規模とされ、ママーはその過半を握る。近年は健康志向商品や高価格帯ライン、輸出拡大にも注力しており、創業者の遺志は次世代の経営陣に引き継がれる。

一杯数バーツの麺に込められた「誰もが腹いっぱい食べられるように」という信念は、半世紀を経てもタイの台所で生き続けている。

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出典:日刊タイニュース

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