BJPクローラー
2026年6月19日 15:06
バンコクで開催中の「マニュファクチャリング・エキスポ2026」で、台湾の優良企業17社が最新のスマート製造技術を披露した。台湾政府が支援する「台湾エクセレンス」のブースには、自動化や精密加工に関する技術が並び、東南アジアの製造業関係者の注目を集めている。
会場はバンコク国際貿易展示場(BITEC)で、6月17日から20日までの4日間開催。世界30カ国から2000を超えるブランドが出展し、来場者は9万人規模に達する見込みだ。
台湾エクセレンス・パビリオンでは「自然に適応し、精密に設計する」をテーマに掲げ、3つの展示ゾーンを開設。産業オートメーション・AI活用、省エネ流体技術、そして精密機械加工の各分野で、最新の製品やサービスが紹介されている。
来場者の注目を集めたのは、ドイツ企業の技術を導入した自動化装置や、工場内の搬送を効率化する無人搬送車だ。床面に誘導ラインを敷かずに走行できる方式で、生産ラインの変更が多い工場でも柔軟に対応できるという。タイ国内で初めて披露された技術となる。
「台湾エクセレンス」は台湾経済部が1993年に創設した認定制度で、優れた台湾企業の製品を選び、海外販路の拡大を後押しする。今回の17社もこの認定を受けた企業だ。
タイの製造業は人件費の上昇や人材不足を背景に、自動化への投資意欲が高まっている。台湾企業はこうした需要を取り込もうと、タイ市場での存在感を一段と強めている。
会期中には世界技能五輪タイ大会の事前イベントとして溶接の親善試合も開かれ、ASEAN10カ国の代表選手が参加。若手技能者の育成にもつながる催しとなっている。
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