BJPクローラー
2026年7月27日 04:30
タイ南部ナコンシータマラート県の「ワット・プラマハータート・ウォーラマハーウィハーン」が、世界文化遺産に登録された。タイにとっては6件目の文化遺産、通算9件目の世界遺産となる。
ワット・プラマハータートは、ナコンシータマラート市街の中心に建つ寺院で、高さ約77メートルの白い仏塔「プラボロマタート・チェーディー」が象徴である。スリランカ様式の巨大な釣鐘型の塔で、頂部は純金で覆われている。
この寺院は、1,000年を超える南部仏教の中心地であり、インド洋と南シナ海を結ぶ人と物の流れの中で、スリランカから上座部仏教が伝わり、タイ全土へ広がっていく玄関口となった。
ナコンシータマラートは、日本人観光客にとってはまだ馴染みの薄い街だが、バンコクから飛行機で約1時間15分でアクセス可能である。プーケットやサムイ島のようなリゾートではなく、素朴な地方都市の空気が残る。仏塔を囲む回廊には無数の仏像が並び、地元の人々が日常的に祈りを捧げる光景に出会える。
世界遺産登録で今後は宿泊施設の整備も進むとみられるが、今はまだ「早いもの勝ち」の時期と言える。南部観光の起爆剤になる可能性も秘めている。
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