BJPクローラー
2026年6月19日 07:41
タイ国政府観光庁によると、2025年カンヌ国際映画祭批評家週間グランプリ受賞作のタイ映画『ユースフル・ゴースト(A Useful Ghost)』が、7月10日(金)より新宿武蔵野館などで全国ロードショーを開始しました。
本作は、タイで広く知られる怪談「メー・ナーク・プラカノーン」に着想を得た、ラチャプーム・ブーンブンチャーチョーク監督の長編デビュー作です。主演は、俳優・モデル・歌手・YouTuberとして国際的に活躍するタイの人気スター、ダビカ・ホーンが務めます。物語は、粉じん公害が深刻化するバンコクを舞台に、亡くなった妻の魂が掃除機に宿って戻ってくるという奇想天外なゴーストストーリーです。
あらすじによると、最愛の妻を呼吸器疾患で亡くしたマーチのもとに、妻の魂が掃除機に宿って舞い戻ります。その頃、マーチの家族が経営する工場では、死亡した従業員の霊が機械に取り憑き、操業停止に追い込まれていました。社会から拒絶された妻の幽霊は、工場の除霊に協力することで「役に立つ幽霊」だと証明しようと奮闘します。
本作は、第98回アカデミー賞国際長編映画賞のタイ代表作品にも選出されており、社会で不可視化された存在に光を当てる注目の一作です。タイの文化や社会背景に触れられる作品として、バンコク在住の皆様にも興味深い内容となっています。
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