BJPクローラー
2026年8月8日 07:40
ジェトロによると、タイ通信大手AISは8月3日、中国IT大手ファーウェイ(華為技術)クラウドと提携に関する覚書を締結し、データと人工知能(AI)を推進力に、タイの製造業におけるインテリジェンス化を加速することを発表した。
両社は提携を通じて、工場内の機械や生産システムから生成されるデータを5Gネットワークなどで接続し、GPU(画像処理装置)を用いて、クラウド上でデータを収集・処理・分析する一貫型(エンド・ツー・エンド)のデジタルインフラを共同開発する。企業の競争力強化に貢献し、タイ国内メーカーやタイでの生産拡大を目指す海外投資家を支援する。
製造業に向けた具体的な提携サービスとして、AISは次の点を挙げている。AIを活用した品質検査、予知保全、コネクテッドロボット・無人搬送車(AGV)・自律走行ロボット(AMR)、リアルタイム工場監視、生産ライン最適化、AI対応の産業データプラットフォームなどである。
今回の提携発表に先立つ7月23日には、バンコクで「ファーウェイ・タイランド・デジタル・AIサミット2026」がデジタル経済社会省(MDES)との共催で実施され、政府・産業関係者など3,000人超が参加した。同サミットでは、ファーウェイはタイAI協会(AIAI)や通信事業者、大手企業、大学などと共同で、「タイAIエコシステム」イニシアチブの立ち上げを発表し、タイを東南アジアのAIイノベーション・事業展開の中核エンジンにする方針を示している。
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