BJPクローラー
2026年6月17日 22:21
日刊タイニュースによると、バンコク北部のサイマイ地区で、「呪いを解けば夫が戻ってくる」などと偽って女性から総額4,000万バーツ(約1億6,000万円)以上を騙し取ったとして、自称「霊媒師」の女が詐欺罪で逮捕された。
被害を受けたのはタイ人と香港人のハーフの女性で、数年間にわたって金銭を騙し取られ続けていたという。警察の捜査によると、容疑者の女は自らを「カリスマ的な霊的能力を持つヒーラー」と称し、「あなたの夫に黒魔術がかけられている」「特別な儀式を行えば夫の心を取り戻せる」などと被害女性に信じ込ませた。
儀式のたびに高額の「供え物料」「霊的クリアリング費」などを要求し、その総額が4,000万バーツを超えた。被害女性は「最初の儀式で少し状況が好転したように感じ、完全に信じ込んでしまった。気づいた時には全財産を失っていた」と警察に証言している。
捜査員が令状を取って容疑者の自宅を捜索したところ、高価な装飾品や現金が大量に発見された。容疑者は「すべて正当な霊的サービスの対価として受け取ったものだ」と主張しているが、警察は詐欺の物証として押収した。
タイでは「霊媒師詐欺」が後を絶たない。恋愛・婚姻の悩みを抱える人々の心理的弱みに付け込んで巨額を騙し取るケースが社会問題となっており、当局は「何百万バーツもの金を要求する霊媒師は詐欺師である可能性が非常に高い」と市民に警戒を呼びかけている。
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